他の作家さんがパーツ組合せでハンドメイド作品を作っているなと思ったら…
ご自身が一生懸命にハンドメイド作品を生み出してこられて、
ふと周囲を見渡してみると「?」と思うときってないでしょうか?
ハンドメイドイベントに出店しているとき、
ハンドメイド作品のネット通販サイト(アプリ)に出品しているときなどなど。
その「?」の代表格として挙げられるのが、
「あの作家さん、売っているパーツを組み合わせただけじゃないの?」という
もののように感じます。
一度気になりだすと、「?」が膨らんでいき
気持ちに「モヤモヤ」がかかっていってしまうことってありますよね。
でも、今回の記事は、
その「モヤモヤ」を解消するためのものではありません。
この記事での結論を申し上げると
「ヨソはヨソ。ウチはウチ!」です。
どういうことか、
下記にて書き進めてみたいと思いますので、
ご興味あるハンドメイド作家さんは、そのまま読み進めてみてください!
そもそもハンドメイドって?
パーツを組み合わせてひとつのハンドメイド作品にする。
主にアクセサリーのハンドメイド作家さんに多く見受けられますね。
ハンドメイド作家さんの中には
「それって、いいの?」と疑問に思われる方もいらっしゃいます。
でも、考えてみると「ハンドメイドって何?」てなります。
Handmade
英語にするとHandmade。
まさに「人の手で作られたもの」ですよね。
機械ではなく手で作られたものです。
ですので、パーツを組み合わせて作った作品も含まれてきます。
ほかに
- Homemade
- Handcrafted
という言葉もあります。
Homemade
Homemadeは、
「自宅や地元、もしくは作った本人が一生懸命に作ったもの」という意味合いがあります。食べ物は主に、このHomemadeを使います。
ただし、「手づくり雑貨」という意味でHomemadeを使うと、「素人っぽいもの」というニュアンスが含まれますので、気を付けたほうがいいようです。
Handcrafted
Handcraftedは、
丁寧にイチから手で作られた作品というニュアンスです。
手芸品や工芸品などに使われることが多いです。
陶芸や彫刻などがそうで、家具なんかもそうですね!
作品づくりの過程で機械を使うこともあるので「手仕事」っていうイメージがぴったりです。
ハンドメイド作品の定義
上記の3つの言葉から考えると、
広い意味でのハンドメイド作品とは、
手作業で作品が作られていればOK
となります。
その上で、「パーツを組み合わせただけの作品の出品はお断り」とするハンドメイドイベント主催者さんもいらっしゃることを理解してください。
また、中には「クラフトフェア」といった
Handcraftedの作家さんだけが出店するマーケットもあります。
こちらは明確にHandcraftedの方のみとなります。
ちなみに、私の主催するハンドメイドイベントでは、
「本人が手づくりしたものに限る」としか要項に書いていません。
著作権法など法律に反しない限りエントリーの受付をしています。
たとえばですが作家Aさんと作家Bさんがいたとして、
パーツを使って組み合わせた手づくり作品があったとします。
でも、同じようなパーツを使っているはずなのに、
まったく同じものにはなっていませんよね?
パーツの組み合わせに、しっかりと作家さんの個性が出て来ます。
それを「ステキ!」と認めて、ご購入されるお客様がいらっしゃれば、やはりハンドメイドだと思います。
ただ、「心情」として、、、
「あの人(作家)、パーツに紐通しただけじゃない?」などと思う心が、モヤモヤと湧きおこることはあろうかと思います。
確かに「パーツに紐通しただけ」で作品というのは「?」が頭に浮かびそうですし、例として極端過ぎましたが、出品している全ての作品が「パーツに紐通しただけ」ではないはずです。
そこで、ハンドメイド作家さんにお贈りしたい言葉を、次で書かせていただきたいと思います。
ハンドメイド作家さんとして大事な心。
「ヨソはヨソ。ウチはウチ!」
見出しに書きましたが、
ハンドメイド作家さんにお贈りしたい言葉は
「ヨソはヨソ。ウチはウチ」
です。
何が言いたいかというと、
「これまでも、これからも、ずっとご自身の作品づくりに集中しましょう」ということです。
他の作家さんが、どうされてるかなどは、
情報アンテナをそれほど高くしてなくても
情報が入ってくるときは、勝手に入ってきます。
それで十分です。
他の方の動向、やり方を気にするよりも、
ご自身の作品づくり、ディスプレイの向上、お客様とのコミュニケーションに力を注いていきましょう。
きっと、そちらのほうが楽しいですよ♪
まとめ
「ヨソはヨソ。ウチはウチ」です。
ご自身のハンドメイド作家活動に常にフォーカスしていれば、
周囲は気にならなくなりますし、楽しいです。
せっかく飛び込んだハンドメイドの世界。
周囲のことで勝手にモヤモヤすることなく、
ご自身の世界観を広げていって、
一人でも多くの共感してくださるお客様を増やしていきましょう!
ハンドメイドと言えど、なんでも作っていいということはありません。特にハンドメイドイベントへ出店する作家さんであれば、著作権についても知っておいてくださいね。
初出店に向けた一連の流れをまとめています。
ササっと読みたい方は、コチラがおすすめです!
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