近年、
ハンドメイド作品のネット通販や
SNSでの情報発信に力を入れているハンドメイド作家さんが多いです。
そこで作品づくり(技術力向上、価格設定力含む)の次に大事になってくるのが、せっかく作った作品をしっかり写真に収めることではないでしょうか。
ここではおうちで撮影するのに最低限の方法をお伝えしたいと思います。
プロではありませんの写真術と言うほどではないですが、
我流含めて「こう撮ったら少しマシになるよ~」というのをお話します。
今回の撮影に使用したカメラはスマートフォンです。
しかもiPhone6sという古~い機種です。
よければお付き合いください。
ハンドメイド作品を撮影するための最低限の5つのこと
被写体は私の安物万年筆です。
これをどう撮影していくかを見ていきます。
ハンドメイド作品を撮影するのに必要な最低限の5つの方法をお伝えします。
- ハンドメイド作品を斜めに置いて撮影する
- 光はハンドメイド作品の背後に当てるイメージ
- 白い紙で作品の手前にも窓際からの光を反射してあげる
- スマホのフラッシュ機能は使わない
- (推奨)三脚を使ってスマホを固定して撮影する
①ハンドメイド作品を斜めに置いて撮影する
まずは「ハンドメイド作品を斜めに置いてみてください」です。
斜めに置くだけで「それっぽく」なります。
万年筆とただただ斜めに置いてみただけですがいかがでしょうか?
もちろん正面から撮ってかわいくなることもあるのですが、
ここでは私自身が「まず斜めに置いてみる」から撮影を始めていってるので、
その「斜めに置いてみる」のみを紹介します。
②光はハンドメイド作品の背後に当てるイメージ
この写真は、万年筆の背中部分に光が当たるようにしました。
今回は真後ろから自然光が当たるようにしましたが、万年筆を斜めに置いていたからこれでもOKかなという感じです。
作品を正面に置いたときは、自然光が斜め後ろ(約30~45度)から当たるようにしてみてください。
撮影用のライトが無くても窓際(自然光での)撮影でOK
写真上側の明るいほうが窓際です。
最初は特別なライトは必要ないと考えています。
撮影に楽しさを見出してきて、「もっと色々撮ってみたい!」となったら、そのときにライトやその他機材を考えてみるとよいでしょう。
おうちの電気を消す
そして、おうち(お部屋)の電気を消してください。
上の写真は、どちらも昼間に撮影したものです。
お部屋の明かりに頼るとおかしなテカリができてしまったり、変な影ができたり、思ったような色味で撮れなかったりします。
また、お部屋の明かりでできたテカリはドギツイ印象です。自然光によるテカリは柔らかな印象です。
ほかにも、作品に使う材質によっては、おうちの照明が映り込んでしまうかもしれません。
明るい午前中かお昼間に、おうち(お部屋)の明かりを消して、自然光で撮影しましょう。
③白い紙で作品の手前にも窓際からの光を反射してあげる
先ほどの写真では、後ろから光が当たることで、手前が暗くなっていました。
それがカッコイイとなればOKですし、ちょっと影が濃いな~となれば手前を少し明るくする必要があります。
そこで役に立つのが家にある白い紙です。
白い紙は何でもいいです。
チラシの裏柄、コピー用紙、ノートの中面などなど、家の中を探せば使えそうなものがあるはずです。
そのを白い紙を万年筆の右斜め下に置いてみました。
今回はノートの中面を使いました。
ノートの中面を万年筆に向けて当てています。
それによって影が柔らかくなり、
万年筆本体に白い筋が入ってちょっとカッコよくなりました。
④スマホのフラッシュ機能は使わない
せっかくおうち(お部屋)の電気を消しても、
スマホ内蔵のフラッシュを点灯させてしまうと意味がありません。
スマホのフラッシュの明かりは全体を照らすわけではないのである部分だけテカリができてしまったり、思ったような色味で撮れなかったりします。
⑤(推奨)三脚を使ってスマホを固定して撮影する
これは撮影を始めた段階では、あえて「推奨」とします。
でも本当はあったほうが、良いです。
カメラ(スマホ)が固定できます。
カメラを固定できていれば、まったく同じ場所、角度から撮影することが可能です。
カメラ(スマホ)を手持ちで撮影していたら、さっき撮ったものを再現できなくなります。
固定できていれば、作品だけちょっと位置を変えてみたとき、1枚前の画像との違いを見比べることができます。
100円均一のお店にもスマホ用の小さな三脚が売ってありますので、撮影に慣れてきたら、ぜひチャレンジしてみてください。
最後に:余談ですが…今回の撮影風景
恥ずかしながら、万年筆の撮影風景を掲載します。
スマホを設置できる三脚が無いので、
家にあった三脚代わりになりそうなもので代用しました。
(そんなので最初はいいと思います)
ちなみに、カメラの高さは本を積み上げて、適度な高さにしています。
ノートの中面で自然光を反射させて、万年筆の手前部分に光を回しています。
最後に「後ろに自然光を当てた画像(左)」と「さらに白い紙を手前に当てた画像(右)」を見比べてください。
参考になれば嬉しいです。
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