12月は師走。年末って何かと忙しい月ですね
師走って、単純に僧侶が東へ西へお経をあげに走り回っているというイメージでとらえてましたけど、語源の由来については諸説あって本当のところは分からないみたいですね。
でも、いずれにせよ年末が忙しく過ぎ去っていくのは間違いないです。
お仕事であっても、作家活動であっても、おうちのことであっても…。
そんななかでも、しっかり12月にある行事や記念日を踏まえていくことで
新年への新しい準備をしていきたいです。
12月のイベント行事
正月事始め
正月に神様を迎え入れるための準備を始める日のことで、毎年12月13日がそれに当たります。
12月13日は婚礼以外のことは大吉とされる「鬼宿日」で、物事を始めるのに良い日とされ、そこから正月の準備をするのに良い日として定着していきました。
(12月13日=鬼宿日というのは昔の暦でのことで、西暦では必ずしも鬼宿日とはならないですが、西暦になってからも12月13日=正月事始めのままになったそうです)
ちゃんと実行すれば、すす払いをしたり、餅つきをしたり、門松を作る準備をしたりと結構忙しい一日になりそうですね。
和もの系の作家さんにとって、お客様へ正月の準備をご提案する機会です。
お部屋にちっちゃく飾れる正月飾りなどは、喜ばれます。
干支や富士山をかわいく仕上げたものや
水引やつまみ細工で作られたしめ飾り、
オリジナルの熊手を作られる作家さんもいらっしゃいます。
お客様が気持ちよく新年を迎えられるような作品を
どんどんご提案していきましょう!
クリスマス
12月24日クリスマスイブ、12月25日クリスマス。
日本でも年末最大のイベント行事になったクリスマスですが、
日本での歴史は16世紀半ばにやってきたキリスト教の宣教師がミサを行ったのが始まりと言われています。
江戸時代の禁教令を経て、1900年頃にクリスマス商戦が始まったことで広く伝わったとされています。
この時期になると
ハンドメイド作家さんの出店ブースもクリスマス向けのディスプレイにされる方がいらっしゃるので、見ていて華やかなですね。
もちろん作品でもクリスマス向けの作品が多数並んでいます。
ささやかなプレゼントにアクセサリーをご購入されるお客様や
ご家族でささやかに過ごす用にお部屋の飾りを買っていかれたり。
ハンドメイド作家さんの作品をご購入されるお客様は
市販のものではないオリジナルなものを求められています。
作家さんらによる“クリスマス商戦”は
しっかりオリジナル作品をアピールして
お客様に良い年末を楽しんでいただきましょう!
その他 12月の〇〇の日
- 12月 1日:鉄の日
1857年12月1日(まだ江戸時代!)に南部藩(岩手県)で建てられた日本初の様式高炉に火が入れられたことを記念した日です(今の歴史研究では薩摩藩(鹿児島県)のほうが数年早かったとされているそうです)。
作家人口は多くありませんがアイアン作家さんは、どこのハンドメイドイベントで見かけても人気です。鉄が漂わせる哀愁をセンス良く加工してカッコよさを身にまとわせる作家さんが多いからだと勝手に推測しています。この日前後にアイアン作家さんは、ぜひとも鉄の日を謳って鉄の持つ魅力を伝えていってほしいです。
12月のまとめ
いよいよ年末ですね。
12月は師走と言われ、年末の忙しさにダダダッーと過ごしていると
気づけばどんどんと日が過ぎ去っていてアッという間にお正月。
そんななかでも
正月事始めとクリスマスとを行事することで
忙しさの中にもしっかりと年を越す準備ができてきます。
今年も良い一年だったなぁと思えるような
1か月にしたいものですよね。
ハンドメイド作家さんも1年間も活動を振り返って
心のすす払いをし、新年の新しい活動に向けて準備していってくださいね。
1月の年中行事について書いています。
続いてお読みください。
初出店に向けた一連の流れをまとめています。
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