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出店準備

【保存版】ハンドメイドイベントで足を止めてもらう3つの鉄則

投稿日:2020-05-16 更新日:

あっという間に売場認知・来場促進につなげるディスプレイの基本

ハンドメイドイベントで作品が売れるかどうかは、“お客様があなたのブースに足を止めるかどうか” にかかっています。来場者は作品を見る前に、まずブース全体を一瞬で判断しています。ある研究では、消費者が“買うかどうか”を決めるのは 3秒以内 と言われており、これは出店会場でも同じです。

つまり、どんなに魅力ある作品を用意していても、まず立ち止まってもらえなければ話にならないということ。この記事では、ハンドメイドイベントでお客様の視線を引き、足を止めてもらうための重要ポイントを体系的に説明します。初心者でもすぐ実践できる「理論+具体例」で解説していきます。

 

1.お客様の視線をつかむ「アイキャッチ=第一印象」の作り方

■ なぜ“第一印象”が重要なのか?

お客様は会場の中で、次々とブースを流し見します。何となく目が留まったから立ち止まった、という行動は実は理にかなっていて、それは視覚的な刺激=アイキャッチがあるかどうかが鍵です。

アイキャッチとは、遠くからでも認識できる情報のことで、色・形・配置・世界観などがその役割を担います。

■ 具体的なアイキャッチの作り方

🟡 見やすい色のコントラスト

背景やテーブルクロスと作品の色にコントラストをつけることで目線を引き寄せます。

🟡 ブランド名・ロゴの強調

「どんな作品か?」が一瞬で理解できるように、ロゴやキャッチコピーは大きく、わかりやすい位置に設置します。

🟡 遠くからも目立つ高さ

立ち止まってもらうためには、視線の高さを意識し、ブース全体の階層構造を作ることが重要です。

■ ワンポイント:立ち止まるまでの時間を意識する

3秒以内にブースの魅力が伝わらなければ、そのまま通過されてしまう可能性が高いです。意外とこれはデザイン理論でも重要視されており、表示情報を減らし、視認性を上げることが基本になります。

2.ディスプレイは“高さ+見やすさ+手の取りやすさ”が鍵

■ 高さを出すメリット

ディスプレイは、単に作品を並べるだけではなく、視線誘導の道具です。平置きだけでは作品同士が埋もれてしまうことがありますが、段差をつければ視認性が劇的に変わります。

■ “手の取りやすさ”が売上を変える理由

単に高く見せるだけでは不十分です。お客様が実際に手に取ってみたいと思うような配置――目線~胸の高さに作品を置く、空間に余裕を持たせる、取りやすい動線を作る――これらは購買心理学的にも効果があります。

■ シンプルさが最高の演出

ディスプレイをゴチャつかせると、情報が多すぎてお客様の判断が遅れます。
「高さ+見やすさ+手に取りやすさ=シンプル」
という観点で棚やトレー、什器を使って整理しましょう。

■ 日常素材でもOK:低コストで高さを出すアイデア

100均グッズや段ボール、自作什器でも充分に高さを演出できます。

  • トイレットペーパー芯を土台にする
  • 木箱を積み重ねる
  • ワイヤーネットをバックに立てる

など 低コストDIYでも立体感を出すことが可能です。

 

3.足を止めてもらうための“色・フォーカス・空間戦略”

お客様の視線は自然と「明るい」「見やすい」「共感できる」要素に引き寄せられます。
ここでは、具体的に3つの戦術を紹介します。

■ ① 色の使い方で視認性を高める

色は心理的な影響を大きく与えます。

  • 暖色系 → アクセや小物を視認しやすい
  • クール系 → 北欧系やナチュラル系作品に合う

ブース内全体の色味を3色以内に絞ることで、統一感が生まれ視線が集まりやすくなります。

■ ② フォーカルポイントを作る

「この作品を見せたい」という一点を決め、その周りに視線誘導の仕掛けを用意します。
高さ・ライト・POPなどを使って強調することで、たった1点でも魅力を伝えることができます。

■ ③ 空間に余裕を持たせる

作品をギリギリまで詰めすぎると、見た目の印象が雑になります。
“余白”=安心感 として、お客様に見やすさを提供しましょう。

4.実際のブース事例とチェックリスト

ここでは、成功している事例と、それを真似するためのチェックリストを紹介します。

■ 成功事例の共通点

  • アイキャッチが明確
  • 高さが段階的にある
  • 手に取りたい場所に視線が向かう
  • シンプルで見やすい

成功しているブースを見ると、意識が行き届いたディスプレイ設計になっています。

下の写真はディスプレイの一例です。
私の主催するハンドメイドイベントに出店くださった作家さんにお声がけして撮らせていただいたものです。

3段になっているし、ゴチャっとしていないし、一つひとつが絶妙な間隔で並んでいるので手に取りやすいです。
流木も非常に良いアクセントになっています。
コルクキャップをキャラクター化した作品で人気のハンドメイド作家さんなのですが、作品のかわいさも相まって、いつも足を止めるお客様が大勢いらっしゃるブースを作られています。
作品が小さいものばかりなのに、足を止めるお客様が多いってスゴイです!

■ すぐ使えるチェックリスト

✔ 見える位置にブランド名・ロゴがある
✔ 目線〜胸の高さゾーンに主力商品
✔ 段差・什器を利用して高さが出せている
✔ 色味がブレず統一されている
✔ 空白(余裕)がちゃんとある

このような基準でチェックしてみてください。

5.まとめ:足を止めるブースは“戦略が見えるブース”

ハンドメイドイベントで足を止めてもらうためには、

  • 遠くからでも視認できるアイキャッチ
  • 「高さ+見やすさ+手取りやすさ」というディスプレイ設計
  • 色・フォーカス・空間戦略による視線誘導
  • 実際の成功事例を真似るチェックリスト

という “戦略” が必要です。
ただ作品を並べるだけではなく、来場者の視線の流れを意識した構成が、あなたの作品をより多くの人の手に届ける第一歩になります。

ハンドメイドイベントはそれぞれにブースの大きさが決められています。
ですので、それぞれのイベントに合わせたディスプレイに微調整が必要です。どんなに慣れた作家さんでも、初めて出るイベントの前にはディスプレイのシミュレーションをされています。
まったくの初出店ならなおさらです。
レイアウトの練習や確認も大事ですが、初出店時は搬入で戸惑わないということも大事なので、しっかりシミュレーションは行ってくださいね。

「あれっ、何かいいかも!」と思って目を止め、足を止めてくださるお客様を増やすためにも、

  • アイキャッチの大切さ
  • 「高さ+見やすさ+手の取りやすさ=シンプル」

を実践してみてください!


初出店に向けた一連の流れをまとめています。
ササっと読みたい方は、コチラがおすすめです!

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プロフィール

masaoプロフィール

1976年生まれの辰年。かに座。A型。
「何かをしたいを思ったときが、それをする適切なタイミング」と信じているのんびり屋。

趣味:読書。主に重厚な歴史小説。長男と一緒に遊ぶこと。

ハンドメイドイベントを2009年から主催し続けています。作家さんとの出会いが毎回楽しくて止められません!