隣のブースが人気のハンドメイド作家さんで、
お客様であふれかえっていたら、、、のお話したいと思います。
隣同士、同じジャンルのハンドメイド作品だったら
私の主催するハンドメイドイベントでは、
できる限り同じジャンルの作家さんを隣同士にはしないように心がけていますが、
まず最初に、「売上に影響があるかも」と思われるかもしれません。
売上が下がる、かもしれないし、下がらないかもしれない、と言えます。
なぜなら、例えば布小物の作家さんで隣同士だったとして、
お隣の人気作家さんへは「目がけて行く」お客様ばかりだからです。
目がけて行くお客様ということは、
ご自身のお店には最初から関係のなかったお客様ばかりですよね。
もちろん、目がけて来た人につられて立ち寄る「たまたま客」の方もいらっしゃるでしょう。
その「たまたま客」さんらは、あなたにとっても「たまたま客」さんです。
ということは、あなたのブースも見てくれる可能性が高い方々といえます。
そこで大事になってくるのは、見てもらえる態勢になっていること。
ディスプレイ、作品の魅力、接客態度などで、しっかりと魅力を醸し出していきましょう。
>>「ハンドメイドイベントで足を止めてもらうための3つのコト」をご一読ください。
隣のブースに来られたお客様が溢れて
自分のブースをふさいでしまっていたら
- 第一段階は、
まだ余裕ある段階で、あふれて自分のブースをふさいでいるお客様に「いらっしゃいませ~。いかがですか~」とお声がけしてみる。
もしかしたら「接客されるかも」とその場を離れてくれるかもしれません。
それよりも、振り向いて、興味を持っていただくことを期待したいです。
- 第二段階は、
「さすがにちょっと…」という段階なので、
お客様にはやんわりと「店の前が見えなくなっていること」をお伝えすると同時に、
自分もディスプレイの微調整も兼ねて店の前に立ってみましょう。
- 第三段階は、
目に余る時です。
お客様が前をふさぐことが常態化してしまった状況です。
主催者に言って、主催者から対応してもらいましょう。
告げ口みたいに思われるかもしれませんが、
主催者には円滑な運営という責任がありますので、
遠慮なく伝えましょう(くれぐれもケンカ腰はダメですよ)。
交通整理に来てくれます。
※お隣のハンドメイド作家さんに言うのは、本当の最後の手段としたいです。
隣のブースが人であふれている理由が
「人気のハンドメイド作家さんだから」だったら?
それはとてもラッキーなことと思います!
ハンドメイドイベントへの出店経験が少ない作家さんにとっては、
とても勉強になるチャンスです。
でも、決してジロジロ見たり、ジーッと見たりしないでくださいね。
どんなハンドメイド作品が売れているか
「まったく別ジャンルのハンドメイド作家さんだから…」と思うのではなく、
お隣さんの作品の中で、
どんな雰囲気のお客様が、どんな作品を、
良く手に取られているか?をチェックしてみましょう。
そして、なぜ、それが良く手に取られているのか?を推測してみましょう。
直接聞くワケにもいかないので(聞けたら聞いてください)、
推測してみるのですが、
「お隣さんは〇〇な雰囲気のお客様が多くて、
△△な作品が良く手に取られていたのは、
□□□だからだろうか?」という感じです。
この□□□の部分が推測であり、そのまま仮説になります。
この仮説ができたら、ご自身に反映させてみましょう。
「〇〇な雰囲気のお客様は、□□□なのだとしたら、
▲▲な作品を作ってみたら、どうだろうか?」と。
この▲▲な作品というが、仮設をもとにご自身が試してみる試作品のことです。
※お隣さんの△△な作品というのと、ご自身の▲▲な作品は、テイストは同じ、作品は別物ということです。テイストとは、カワイイとかカッコいい等で、▲▲はご自身なりに思うカワイイであったりカッコいいに変換して試作するということです。
ぜひ、推測から仮設、仮設に基づいて試作へとつなげてみてください。
お隣さんが人気になれた理由の一端でも知れるかもしれませんよ!
どういうディスプレイしているか
「ハンドメイドイベントで足を止めてもらうための3つのコト」でもお話した
アイキャッチの工夫や
ディスプレイの「高さ+見やすさ+手の取りやすさ=シンプル」の観点で
お隣さんを見てみてください。
ヒントがいっぱい隠されています。
どういう接客をしているか
お隣さんなので、お客様との会話が聞いてなくても聞こえてきます。
耳をダンボにしなくても、聞こえてくる範囲で、
どういう接客をされているかは分かります。
「なるほど、そういう風に話すのか!」とか
「今の切り替えし上手だな~」とか、
メモる必要はないですが、
参考になることは何でも心のメモには刻んでおきましょう。
人気作家さんとお近づきになれるチャンス
そして最大のラッキーは、お隣の人気作家さんと知り合いになれることです。
いきなり根掘り葉掘りは憚られますが、
出店経験が浅いハンドメイド作家さんなら、
お話するだけでも何かしら得るものがいっぱいありますよ。
もし、自分のブースが
お客様であふれてしまったときは?
お客様がいっせいに来られるので仕方がない、は違うと思います。
お客様がいつ来られるかは分からないものです。
主催者側も見て回っていれば、対応してくれると思いますが、
ずっとそこに居られるワケではないので、
接客で忙しいとは思いますが、
ご自分のブースからお客様があふれて
隣のブースをふさぐようなことがあるときは、交通整理をしましょう。
レジ対応で動けない場合は、
せめてお客様に注意喚起のお声がけはしましょう。
また、ハンドメイドイベントは皆さんで盛り上げることが一番大事だと考えます。
そのためにも周囲との軋轢を生まないための配慮として心がけてみてください。
>>「ハンドメイドイベントで足を止めてもらうための3つのコト」をご一読ください。
初出店に向けた一連の流れをまとめています。
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