ハンドメイドイベント出店に際して必要なモノは色々ありますが、
その中でも重要度の高いのがショップカードです。
せっかくお買い物してくださったお客様に対して、
作品を袋に詰めてお渡しだけするのはもったいないです。
お客様は一度のお買い物では、お店の名前までは憶えてくださらない可能性が高いです。
そこでお渡しする袋に同封してほしいのがショップカード。
おうちに帰って封を開けたとき、作品と一緒にショップカードを取り出しつつ、「あぁ、あのお店、〇〇って名前なんだ~」と思いながら、あなたのお店の雰囲気や会話の中身などを思い出してもらえます。
「初出店でそこまで気が回らない」場合でも、リピーターさん(ファン)づくりのために、ショップカードの重要性を認識しておくようにはしてくださいね。
他の作家さんのショップカードなども見ながら参考にして、通算5回目程度の出店時には用意できるようにしておきましょう!
ハンドメイドイベントへ向けて準備する
ショップカードに必要な要素
ショップカードを作るにあたって、記載しておきたい要素がいくつかありますので、それを見ていきたいと思います。
お店のコンセプト
どんな作家活動・お店なのかを、簡潔に20文字程度の言葉で表現したものを記載しましょう。いわゆる「お店の見出し」です。読んでパッと伝わる言葉を見つけてくださいね。ただ、これは作家活動を続けていく中でバージョンアップしていけば良いので、最初からバッチリなものを考えなくても、その時その時の「想い」を言葉にしてください。
ショップ名(ロゴマーク)
ご自身のお店の名前は必須です。これが無いと、何を伝えたいショップカードか分からないです。あと、ご自身の氏名も記載するかどうかは任意で(実はほとんどいない)。ロゴマークもあれば、必ず掲載してください。
SNS情報
SNSのアカウント名の記載は必須です。お客様は気に入ってくださると、その後のあなたの動向も気にしてくれる傾向にあります。お客様がカンタンにアクセスできるようQRコード化しておくと、より親切です。また、SNSにはメッセージ機能が付いていますので、そこで直接のやりとりも可能です。オーダー品の受注も受け付けられたりできます。ですので、SNSで情報発信していることは、新規のお客様だけでなくリピーター様獲得にも繋がるので、作家活動とイコールと思って取り組んでくださいね。おすすめのSNSは、女性のユーザー数が多いInstagramです。
ハンドメイド通販サイトのQRコード
もし、minneやクリーマなどのハンドメイド通販サイトで作品の販売を行っているなら、必ずQRコードを載せておきましょう。
メールアドレス
SNSのメッセージ機能でやりとりできるので、メールアドレスは任意です。もし記載するなら、携帯電話のメールアドレスではなく、Gmailにしておきましょう。
ハンドメイド作品の写真
ショップカード紙面に余裕があれば、ご自身の作品の画像も掲載してください。画像での視覚効果は抜群です!
※電話番号、住所
これは今の時代、掲載しなくていいです。ストーカー被害などのトラブル防止のためでもあります。もし掲載する場合は、ご自身の完全な個人情報になるので、「掲載する覚悟」が必要になります。ただし、実店舗を持たれている場合は、明記しておいた方がいいです。信用度が違ってきますので。
ハンドメイドイベントでも役立つ!
ショップカードは両面印刷がおすすめ
ハンドメイドイベントでお渡しするショップカードは、予算のこともあるかもしれませんが、できるだけ両面印刷がおすすめです。
表面 | お店のコンセプト ショップ名(ロゴマーク) |
裏面 | SNSのアカウントとQRコード ハンドメイド通販サイトのURLとQRコード ハンドメイド作品の画像 メールアドレス(任意) 電話番号、住所(任意) |
ハンドメイドイベントに
ショップカードを用意するメリット
ショップカードを準備しておくと下記のようなメリットが考えられます。
- お客様にお店の名前を憶えてもらえる
- お客様に思い出してもらえる
- SNSやハンドメイド通販サイトに誘導できる
- リピーターにつながる
お客様にお店の名前を憶えてもらえる
ハンドメイドイベントでご購入いただいても、お客様はその場ではお店の名前を知らなかったりします。「会場内の〇〇のあたりにあったお店」という憶え方が多いです。そこで、ショップカードをお渡しすることで、しっかりとお店の名前を憶えていただくことができます。
お客様に思い出してもらえる
ハンドメイドイベントから帰宅されたお客様が、包みの袋を開けたときにご購入の作品と一緒にショップカードを取り出してくれます。その際に、瞬間的にですが、あなたのお店お雰囲気や会話などを思い出してくれます。また、後日ふとしたときに「あのお店、なんて名前だっけ?」と思い、ショップカードを見返してくれることもあります。
SNSやハンドメイド通販サイトに誘導できる
SNSやハンドメイド通販サイトのQRコードを掲載し、そこへ誘導し、よい情報発信を続けていけば見にきてくれたり、「いいね」してくれたり、フォロワーになってくれます。
ハンドメイドイベントでのリピーターにつながる
お店の名前を憶えてくれたり、思い出してくれたり、SNSやハンドメイド通販サイトへ見にきてくれたりすることを積み重ねてくださるお客様は、リピーターになってくださいます。
ハンドメイド作家さんにおすすめの印刷会社
もしショップカードを作ろうと決められたなら、
名刺印刷のプロ『プリスタ。』さんがおすすめです。片面モノクロ名刺150円~、カラー名刺370円~という
とてもリーズナブルな価格設定で気軽にショップカードが作れます。
二つ折りのショップカードも作れるので、よりたくさんの情報を載せたい方は必見です。
ただ、それよりも注目しているのが、
50種類以上の豊富な用紙を取り扱ってくれているところです。
定番の上質紙はもちろんの和紙、凸凹、アイボリーマット、光沢など、本当に様々な紙があります。
- ニュアージュ
- マシュマロcoco
- レイナR
- ハイブランカR
- 竹ハダ
- アラベールアッシュグレー
- ヴァンヌーボVスノーホワイト
- エドワーズ
- しこくてんれい
- かぐや満月
- こざと 秋色
- ICHIMATSU ホワイト
一部ですが、個人的には紙の名前を見ているだけでも楽しくなってきます。
もちろん紙の種類によって印刷値段は違ってきますが、ご自身のお店の雰囲気、作風に合った紙質に出会えますよ!
このほか、Adobeのillustrator、Photoshopだけでなく、Office(Word、Excel、PowerPoint)で作ったデータまで無料で入稿を受付てくれます。
まとめ(ハンドメイド作品の作風に沿った雰囲気で、かつオシャレに)
ハンドメイドイベントにおけるショップカードの重要性をお話させていただきました。
ハンドメイドイベントにショップカードを用意するメリット
- お客様にお店の名前を憶えてもらえる
- お客様に思い出してもらえる
- SNSやハンドメイド通販サイトに誘導できる
- リピーターにつながる
デメリットは、経費がかかるというものぐらいで、それをデメリットと言えるかどうか分からないものです。それぐらい、ショップカードづくりにはメリットしかありません。
ショップカードに必要な要素
表面 | お店のコンセプト ショップ名(ロゴマーク) |
裏面 | SNSのアカウントとQRコード ハンドメイド通販サイトのURLとQRコード ハンドメイド作品の画像 メールアドレス(任意) 電話番号、住所(任意) |
上記の盛り込むべきものをしっかり把握し、
ご自身のハンドメイド作品の作風に合わせて、かつオシャレなショップカードを、ぜひ作ってくださいね。
>>連絡先が記載されたショップカードがあれば、オーダーをいただくときに役立ちますよ! 併せて「売上UPのサポート役?ハンドメイドのオーダー品、その光と影…」もご一読くださいね。
ショップカードを作る前に、素敵な店名を名付けましょう!
初出店に向けた一連の流れをまとめています。
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