ハンドメイド作家さんって時間を
どのように使われているのでしょうか?
ハンドメイド作家さんに聞いて回っていると、
「ゆくゆくは専業としてやっていきたい」
「将来は専業になってみたい」という
願望を持たれている作家さんが多いことが分かりました。
なので、今回は
特にハンドメイド作家としての活動を専業でされてらっしゃる方の一日が
どんなものなのか聞いてみました。
専業作家さんの一日の活動を見てみて、
近い将来の独立へのイメージを描いてみていただけると嬉しいです。
ハンドメイド作家を専業でされている方の1日の作業時間は約7時間
今回、この記事を書くにあたり、
ハンドメイドの作家活動を専業にされている方々に
1日(とある平日)を円グラフにしてもらいました。
そこで見えてきたのは、
専業作家さんの1日あたりのおおよその作業時間は
平均で7時間であるということでした。
誰かが4時間だけとか、
誰かが10時間作業していたとかではなく、
皆さんがほぼほぼ7時間に近い時間を作業に当てていました。
そして、しっかりとその日の作品づくりのノルマを決めて取り組まれていました。
ハンドメイド作家を専業でするメリット
ハンドメイド作家を専業するときのメリットを考えてみましょう。
- 1日がすべて自分の時間として使える
- 「雇用」からの脱却
- 作りたいだけ作品づくりに没頭できる
- 家族との時間を作りやすい
- 「自分の店が持ちたい」「自分の作品を紹介する本を書いてみたい」など夢が広がる
ひとつ目に書いた「1日がすべて自分の時間として使える」がすべてだと思います。
ハンドメイド作家として独立すれば何をしても自分の時間です。
ハンドメイド作品を作りたいだけ作り続けてもいいし、
家族に何かあれば誰にも気兼ねせずそれを最優先にすることも可能です。
「雇用」からの脱却と書いていますが、
雇われているのがダメと言っているのではなく、
その方が生きやすい人もいれば、
雇用主が定めた就業時間を「縛られている」と感じる人もいるということです。
どちらが良いかは、ご自身の考え方や生活スタイルなどとよく相談してみましょう。
ハンドメイド作家を専業でするデメリット
では、逆にハンドメイド作家を専業でしていてデメリットとなる場合も考えてみたいと思います。
- 人気作家になると作っても作っても追いつかない
- 時間の使い方を間違えると、結局自分の時間が無くなる
- 売上がないと気分がしんどくなってくる
- すべてが自分の時間なので、だらけることも出来てしまう
- すべて自己責任
メリットもデメリットも、
結局は「自己責任」のもと
自分の時間をいかに管理できるかどうか、だと思います。
将来、人気作家の仲間入りしたとき、
オーダーが入ったら入った分だけ受け付けていると
作品1個作るのにかかる作業時間×オーダー品の個数=全体の作業時間となります。
しかも、メールでのやりとりなどの時間も含めると…。
しっかり調整、管理していかないと、
ご自身が疲弊してしまうことになりますので注意が必要です。
逆に、お客様からの支持がまだまだ少ない時期には、
売上が少なくてやきもきしたり、焦ったりしてしまいます。
すべてが自分の時間なので、
焦りなどで気分と時間をすり減らすよりも、
新作を考えたり、売るための勉強をしてみたりと
前向きな時間の使い方に注力していくようにしましょう。
最後に、自分の時間だからと言って、
だらけきってしまわないようにだけ注意してください。
もし、だらだらする時間があったとしても、
やるときはやる時間をしっかり作って、
ハンドメイド作家専業としてのメリハリをつけた生活をしてくださいね。
ハンドメイドの専業作家さんの1日を
円グラフにしていただきました
ハンドメイド作家を専業でされてらっしゃる方々に
とある平日のスケジュールを円グラフに書いてみてもらいました。
みなさん書き方は、それぞれですね!
「あぁ、そんな感じなんだ~」と参考になれば嬉しいです。
まとめ
デメリットのところでも書きましたが、
ハンドメイド作家を専業にして独立をするということは、
いずれにしてもすべてが「自己責任」となっていきます。
誰からも「あなたの就業時間は何時から何時まで」とは言ってくれません。
すべて自分の時間です。
自分の時間ですが、
時間を自己管理して、
専業作家さんとしての日々の動き方を確立していくことが大事です。
休むときは休む、
家族との時間を大事にするときは大事にする、
学びの時間はしっかり学ぶ、
作品づくりに励むときは励む!
ハンドメイド作家専業になったときは、
メリハリのある自分時間を過ごしていってください。
初出店に向けた一連の流れをまとめています。
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