新型コロナウイルスが日本で大騒ぎされだしてから半年近くになりました(2020年7月下旬)。
大騒ぎで済めばどれだけ良かったか…。
去年の夏、かなり暑い中ハンドメイドイベントだけでなく、
いろんなイベントに携わらせていただいたことが懐かしいです。
そして、正月も初詣で今年も「楽しい一年を!」とワクワクしながら願ったものでした。
しかし、この状況は日本国民すべてが経験し、
さらには世界中の人々も同じ経験をしている未曽有の出来事です。
今、ニュースでは東京で286人感染したと。1日の感染数として過去最高だそうです(2020年7月16日)。
第何波まであるのでしょうか?
少しでも早く終息することを祈るばかりです。
そんな状況ですが、
ハンドメイドイベントとして何ができるか考えていきたいと思います。
新型コロナウイルスとは?
新型コロナウイルスについて、調べてみました。
それらを簡単にまとめてみました。
新型コロナウイルスは、コロナウイルスという種類の一種です。
何年か前に大騒ぎになったSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)も仲間だそうです。
閉鎖的な空間で、多くの人と人の距離が近い状態でおしゃべりするような環境は、咳やくしゃみでなくてもそれだけで感染リスクが高くなります。
感染の仕方には大きく2つあります。
感染の仕方①=飛沫感染
新型コロナウイルスの感染者がするくしゃみや咳の飛沫と一緒にウイルスが口の中から飛び出していきます。その飛沫を別の人が吸い込むことで感染していきます。
水分を含んだ飛沫はだいたい1mほどで地面に落ちると言われていますが、風の強さによっては6mも飛ぶこともあるそうです。
また、5分ほどの会話でも咳1回分と同じくらいの飛沫が飛んでいるとのことなので長時間の会話も注意が必要です。
感染の仕方②=接触感染
新型コロナウイルスに感染した人が、くしゃみや咳を手で押さえた後、手を洗わずに周囲の物にさわると当然ながらウイルスがつきますよね。そのウイルスがついた物を別の人がさわるとその人の手にウイルスがついて、その手を洗わずに口や鼻をさわることで感染します。電車のつり革、ドアノブ、手すり、エレベーターのスイッチ、便座などなど、家を出たらどこにウイルスがついてても不思議ではないと思うようにしないといけないですね。
集団感染(クラスター)とは?
報道などでもよく聞くクラスターとは、日本語にすると集団感染のことです。
喚起があまりされていない密閉された空間に人が密度濃く集まって、しかもその中に新型コロナウイルスの感染者がいて、みんなでおしゃべりしたり大声出したりしているとクラスターが発生しやすいようです。
いわゆる三密(密閉)(密集)(密接)に気を付けましょうというのは、このクラスターをむやみに発生させないためです。
それだけに東京の演劇界で起こったクラスターのことは、本当に残念でならないですね…。より気を付けていれば、結果が違っていたのかどうかは不明ですが。
潜伏期間はどれくらい?
おおよそ5日間ほどと言われていますが、世界保健機関(WHO)によると1日~12.5日とされています。感染者(疑いのある人も含めて)を2週間隔離するというような話を聞きますが、これだけの潜伏期間が影響しているのですね…。
参照:世界保健機関(WHO)のQ&A(https://www.who.int/news-room/q-a-detail/q-a-coronaviruses)
ハンドメイドイベントができる新型コロナウイルス対策とは?
熱が出たり、息苦しくなったりする症状が約1週間ほど続きます。
感じたことのないだるさを訴える人も多いようです。
感染しても約8割は軽症という報告もあるみたいですが、残りの2割になる可能性もあるわけですから気は抜けないですね!
また、高齢者や基礎疾患を持っている人、免疫抑制剤や抗がん剤などを用いている人が重症化しやすいというのも、よく言われています。妊婦さんも同様に言われています。「自分はいい」としても「ご家族に移す可能性」もあるので、より一層の気配りが必要です。
各自治体によって対応基準が少しずつ違うかもしれませんが、おおむね下記のような諸症状の場合、相談窓口に電話することをおすすめします。
- 筋肉や全身が痛い(強いだるさ)
- 息苦しかったり喉が痛い(呼吸困難)
- 高熱が出ている
- 乾いた咳や発熱が続いている
その他にも気になる症状があります。
- 下痢など胃腸の不調
- 味覚や嗅覚が一時的に失われる(阪神タイガースの藤波投手で有名になった症状)
全世界の人が初めて経験するウイルスなので、不安でいっぱいかと思いますが、無症状の場合が多いようです。もし、発熱や咳が出ていたとしても軽症で済む人も多いようです。
だからこそ、「人には移さない!」という人への配慮、家族への配慮が必要なのではないでしょうか。
一般人ができる感染症対策とは
一般人ができる感染症対策とは
「自分はいいや!」ではなく皆が「人に移さないための配慮」を行うことだと思います。
そして、良く言われている行動をすることです。
それが、下記のことです。
- 咳エチケット
- 手洗い・うがい
- マスクの着用
- 三密になるのを避ける
どの項目も国民のほとんどが知ってて実行していることだと思います。
それでも、やはり動く人が増えていくと感染者が増えるんですよね…。
だからこそ、より正しい方法を学ぶ必要もあるのではないかと思います。
厚生労働省が動画で推奨している「正しい手洗い方法」と「正しいマスクのつけ方」です。
ぜひ、一度観てみてください。
意外と「あっ、今までのやり方、ちょっと違ってたかも!」という発見がありますよ。
ハンドメイドイベントができる対策とは
ハンドメイドイベントができる感染症対策とはなにがあるのでしょうか?
考えられるのは以下のようなものです。
- 三密を作らないブース配置
- 屋内での開催は避ける(感染症対策ができるのであれば実施も視野に入るかも。貸主さんと要協議)
- 会場内に消毒液を設置する
- 出店者さんにはマスク着用を必須とする
- 占い師さんはお客様との間に透明のつい立を設置してもらう
- お客様と近距離で接する時間が長いワークショップ類は不可とする
開催時間中は、出店者さんもお客様も自然と距離が近くなり、そしておしゃべりに花が咲きがちになります。
出店者さんもお客様も頭では分かっているんですよね。
でも、やはり親しい人に出会うと、どうしても…になっちゃいます。
ハンドメイドイベントの主催者は、その自然な行動に理解は示しつつも、しっかりと三密を避けるよう促す注意喚起をすることが求められます。
できれば出店者さんも、寂しいけれどもお客様との距離感、作家友達との距離感、おしゃべりの時間など、ご自身を守ること=相手も守る行動であることを意識していただけると助かります!
まとめ
新型コロナウイルス禍でのハンドメイドイベントは
感染の拡大・縮小の波に左右されてしまいます。
そんな状況の中でも、もし開催できる状況のときは
しっかり感染症対策を行って実施できればと考えます。
ハンドメイドイベントを待ってくださっているお客様は多いです。
そして、出店したくてウズウズしているハンドメイド作家さんも多いです。
そういった方々の想いを無駄にしないためにも
そしてみんなで楽しいひとときを過ごせるようにすうるためにも
しっかりとした感染症対策を施すことが重要です。
どんなときでもハンドメイドイベントは楽しい!
なかなか開催が難しい時期が続いているからこそ、
そうでなければならないと強く感じています。
初出店に向けた一連の流れをまとめています。
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