ハンドメイドイベントBlog

ハンドメイドイベント(手作り雑貨市)を主催者視点でお話します。そのほか子育てや日々の中で気になったこと、おすすめなことを書いたりします。※記事内にプロモーションを含む場合があります

出店準備

どうしてハンドメイドイベントで“場慣れ”が必要なのかの考え

投稿日:2020-05-09 更新日:

ハンドメイドイベントの初出店において
どうして“場慣れ”を優先して
取り組むのがよいのか考えてみました。

なによりも一番の理由は
「初出店から100点満点の出店はあり得ない」からです。
もし、いきなり100点が出せる人がいらっしゃるなら、それは天才です。

ハンドメイドイベント初出店の方は60点を目指しましょう!

「60点」は感覚値としての数字です。

要は
「考える前に動きましょう」
「エイヤッ!の感覚が大事」
「最初は小さくやって、後に大きく」
とお伝えしたのです。

でも、感覚値だからと言って「=テキトー」とは違います。

初めての準備段階で、今考えられる80~100点を目指しましょうということです。

しかし、初出店では「分からないことが分からない」状態だと思います。
ハンドメイドイベントに遊びに行ったり、見学に行ったりして見てきたものが全て、
実際、ご自身が出店するのはまた違った感覚があります。
当日終わってみたら、60~80点という感覚になるのではないかなと思います。

「今考えられる準備」が大事であって、
「今見えていないモノ」「今分からないモノ」に右往左往するのはやめましょうということです。

ですので、肩に力入れて勢い込んでみても、
結局、改善点がいっぱい見つかるのが初出店です。
今考えられる80~100点の準備をし、
結果60~80点を目指しましょう。
そこには20~40点の差が出てきます。

この差が改善ポイントになります。

初出店で改善ポイントを見つけ出そう!

一日接客をしていく中で感じた

  • お店の魅せ方(ディスプレイ)
  • 接客での話し方
  • POP
  • 作品のスタイル
  • 価格設定
  • etc…

といった改善点を振り返っていければ、
いずれ80~100点の出店に近付いていきます。

そこから発展させて考えていきたいのが、

  • お店をどう伝えるか(コンセプト)
  • どういうお客様に喜ばれたか(ターゲット)

です。

これは数回の出店を重ねることで固めていけたら良いと思います。

ただ、お店をする上でとても重要な事柄なので、
後回しにせず、しっかり時間をかけて考えていってくださいね。

また、

  • 搬入・搬出の効率化
  • 荷物の整理(要るモノ、要らないモノ)

といった物理的な改善も見えてきます。

これらも出店全般の効率化を図るためには大事です。

ハンドメイドイベントへ出店を重ねることで
「見えていなかったコト」が「見えてきた」に変わる!

出店回数を重ねていく度に
改善ポイントを見つけて改善し
最初は「分からない」「見えていない」と思われていた部分が
「分かってきた」「見えてきた」になれるように取り組んでみてください。

この流れが無理なく楽しく続けていく秘訣であったりしますので。

また、これが“場慣れ”というもので、
場慣れとご自身のお店の成長が同時で進められれば
より楽しいハンドメイドライフを過ごせるようになりますよ!

“場慣れ”の考え方というか
初出店に向けて少しでも緊張しないための
心の持ちようのお話でした。

ご一読ありがとうございます。


>>場慣れしていくとともにハンドメイド作家のお友達もできていくといいですね。


初出店に向けた一連の流れをまとめています。
ササっと読みたい方は、コチラがおすすめです!

最新記事

-出店準備

執筆者:

関連記事

ハンドメイド作品にちょうどよい値段をつけよう

ハンドメイドイベント出店初心者さんが最も悩まれるのは、自分の …

【 推奨 】ハンドメイドイベント初出店先の選び方

ハンドメイドイベントには様々な種類があります。初めての出店を …

【防寒対策】寒い冬のハンドメイドイベントの屋外出店をあったかく乗り切る防寒グッズとは?

今回は、冬のハンドメイドイベントに役立つあったかアイテムのお …

ハンドメイドイベントで足を止めてもらうための3つのコト

ハンドメイドイベントの世界は、テーブルを用意して、そこに作品 …

屋外出店の必需品!おすすめワンタッチタープテント5選

今回は屋外出店のときに無いと始まらないワンタッチタープテント …

プロフィール

masaoプロフィール

1976年生まれの辰年。かに座。A型。
「何かをしたいを思ったときが、それをする適切なタイミング」と信じているのんびり屋。

趣味:読書。主に重厚な歴史小説。長男と一緒に遊ぶこと。

ハンドメイドイベントを2009年から主催し続けています。作家さんとの出会いが毎回楽しくて止められません!