♪一年生になったら
「一年生になったら」 まど・みちお作詞/山本直純作曲
一年生になったら
ともだち100人 できるかな♪
この童謡ではありませんが、
何でも始めると、「初めまして~」が増えますよね。
ハンドメイドイベントの世界でも、
初出店ともなると周囲の出店作家さんは「初めまして」ばかりです。
ステキな出会いがきっとあるので、
楽しんで出店してくださいね!
ハンドメイドの作家活動と作家仲間をつくるメリット
ハンドメイドイベントに出店を続けていくと、いつの間にか親しくお話できる作家さんが現れてきます。
しかも、同じ場所(ハンドメイドイベント会場)、同じ時間を過ごし、「ハンドメイドが好き」という暗黙の共通認識があるため、出店者さんの年代問わず仲良くなれます。
もちろん合う合わないはあるので、全ての作家さんと親しくなることもないですが、ご自身が許容する範囲内の人数の作家仲間がいてもいいのではないかなと思います。
むしろ、仲間がいた方が、良い場面もあります。
ジャンルを問わず仲良くなれる
同じ場所(ハンドメイドイベント会場)、同じ時間を過ごし、「ハンドメイドが好き」という暗黙の共通認識があるので、年代だけでなく、作っているジャンルが違っても仲良くなれます。むしろ、ご自身の作品ジャンルとは違った作家さんと親しくなるほうが、刺激があって楽しいです。
イベントなどの情報が入りやすくなる
ハンドメイド作家さんは個々に活動しているので、それぞれの情報収集方法を持っています。親しくなると、「こんなハンドメイドイベントもあるよ!」と誘ってくれたり、教えてくれたりします。出店初心者の段階では仕方ないですが、ゆくゆくは教えてもらうばかりじゃなく、教え合う関係になれば、もっと良い情報交換ができるようになります。
トイレや買い物に行ける
お互いに信頼が生まれてくると、ちょっと席を外したいときに協力してくれます。一人出店だとトイレもままならない場合がありますので、安心できます。
共同出店が可能になる
とっても気が合い、親しみ度が増してくると、「今度のハンドメイドイベントに一緒に出よう」というような話に発展することもあります。1つのブースをシェアする方法ですが、出店料が高いハンドメイドイベントでは、出店料を折半して共同出店されている方をよく見かけます。
何気ない一言が励みになる
これまでの経験で友達のふとした一言で心が晴れたり、前向きになったり、元気になったことってありませんか。作家仲間さんが発する一言って、同じハンドメイド作家という世界で生きている人の意見なので、「分かりみが深い!」「背中押してもらえた」となることが多いようです。
ハンドメイド作家の仲間をつくったときのデメリット
かと言っても、やはり人対人なので、ちょっとしたボタンの掛け違いで意見が合わなくなってしまったり、感情のすれ違いが起こったりしてしまいます。ここでは一部ですが、書かせていただきます。
売上の違い
ハンドメイド作家さんのなかには他の人の売上を気にされる方もいらっしゃいます。そして軽く嫉妬されたりします。お店同士が近いので、どうしても動向が目に入ってしまうというのもあるでしょうが、気にし過ぎても仕方がないことです。作家さんの「人」を好きになったから親しくなったのであって、売上は関係ないと思います。
接客の考え方の違い
お客様に対してどう接客するかは、ハンドメイド作家さん次第です。ポジティブからナイーブまでいろいろな性格があります。誰かにお給料をもらって仕事で接客しているのではないので、お客様にガツガツお声がけできる人はすればいいし、控え目な人は間合いを見計らってお声がけする術を見つけ出せば良いだけです。
ハンドメイド作家同士の仲違い
共同出店など何かを一緒にして初めて見えてくる人となりがあったり、日々の言動に関して「?」が増えていくこともあるでしょう。そこをいかにお互いが穴埋めできるかが肝だと思います。
愚痴の多い人、マイナス思考の人
いつもグチグチ言っている人、「でも」「だって」「う~ん…」の多い人は、どこの世界にもいます。それと上手く付き合える人は良いです。むしろ、しっかり寄り添ってあげてほしいです。
ポジティブ過ぎる人、声の大きい(意見を押し通そうとする)人
逆に「大丈夫大丈夫!」や「こうだから、ああしたらいい!」と突き進む人が苦手な人もいます。ポジティブ過ぎるがゆえに、周囲を疲れさせている可能性があります。
何気ない一言で傷つくこともある
メリットでは励みになった言葉も、紙一重でデメリットになります。「あなたは私の何を知っているの?」と思われる可能性があります。何気ない一言って、自分では気づけない事が多いので、どちらにも罪がないと思います。
適度な距離を保った仲間づくりで楽しさ長続き
ただ、「他の作家さんと親しくしましょう」という方向へ結論づけたいワケではありません。
お一人での活動が気が楽な方もいらっしゃいます。
お互いに求められることですが、「心のソーシャルディスタンス」が必要だなとお伝えしたいです。親しき中にも礼儀ありです。
作家さん同士の関係というようりは、人対人として、お互いがお互いを「こういう良いところもあって、ああいう悪いところもある」と認め合うことが大事です。何かに目をつむるというのとは違います。見て見ぬふりをしながら付き合うのは、いつか疲れます。
適度な心の距離を保ちつつ、そして近くなったり、ちょっと遠くなったりを繰り返して、より良い作家仲間を築いていってほしいと思います。
ハンドメイド作家さんの多くは「ハンドメイドイベントの出店を続けてきて良かった!」と思ってらっしゃいます。
数多くの「続けてきて良かった!」の声を一読するのも、初心に帰れます!
初出店に向けた一連の流れをまとめています。
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