ハンドメイドイベントに初めて出店するとき
誰しもが「これくらい売れてくれればいいな~」という
漠然とした売上目標を持っていかれると思います。
先輩ハンドメイド作家さんも、みなさん同じでした。
ここでは先輩ハンドメイド作家さんらが、
デビュー時の出店でどれくらいの売上目標を立てていたのかを紹介します。
先輩ハンドメイド作家さんに聞いた「初出店時の売上目標はいかほど?」
先輩ハンドメイド作家さんにアンケートを取らせていただいたものを
グラフにしてみました。
売上目標を5000円、10000円に設定されていた方が多かったようです。
それぞれが40%ずつでした。
この5000円か10000円かの違いは、
作品のジャンルや価格による違いだと思います。
逆に3000円、3000円未満とされていた作家さんは、
まず出店してみて、お試しの感覚があって、
出店料など度外視だったのかもしれませんが…、
主催者側としてはせっかくご出店いただいてる限り
しっかりと黒字にはして帰っていただきたいところです。
また、それぞれに初出店時の売上目標を
クリアできたかお聞きしてみました。
約半数の方がクリアされていました。
トントンの方も含めると約70%の方が、
「今日はヨシとしよう!」という結果を得られたようです。
逆に約30%の方が売上目標をクリアできてませんでしたが、
今でもハンドメイドイベントへの出店を続けておられます。
むしろ楽しんでおられて、ホッとしました。
お客様との出会いや他の作家さんとの出会いなど
ハンドメイド作家の活動、ハンドメイドイベントへの出店が、
売上だけでないところもモチベーションとしてあるのが分かります。
初出店のときの売上目標は、願望値?
それでも、
ハンドメイドイベントにデビューするからには、
少しでも多く売上したいですよね!
私の周囲のハンドメイド作家さんの多くは
まず「たくさんの人に作品を手に取ってもらえた」とお客様に見ていただけたことに感謝し、
次に「いっぱいお嫁に行った」と手塩にかけた“我が子の旅立ち”を喜びます。
(「お嫁に行った」とは「お買い上げいただいた」という意味です)
少し話は逸れてしまいましたが…
初出店のときの売上目標がいかほどか?ということです。
初めてのときの売上目標は、願望でいいと思います。
多くの作家さんが、
企業のように市場調査したりマーケティングしたりしているワケではないので、
どうしても“願望”になってしまいます。
それでも出店を重ねていけば、
「〇〇マーケットは、来場者が〇〇人くらいだから、売り上げは〇〇円くらい」
「□□マルシェは、来場者が□□人くらいだから、売り上げは□□円くらい」
といった経験値・感覚値からくる売上の予想値が想定できるようになってきます。
その予想値を基準にして、
持って行く作品の種類や価格帯、
屋外なら天気の影響などを考慮して
売上目標を立てていくことができます。
ですので、
先ほどの項目でお伝えしたように
先輩ハンドメイド作家さんの初出店時の売上目標は、
高くもなく低くもなくになっています。
これは価格設定と同じで、
時間をかけてしっかり目標設定できるようにしていければ良いかなと思いますので、
初出店は「まず出店してみた」に注力して、ハンドメイドイベントを出店者側から楽しむようにしましょう。
(※ただし、当日の経費が出るようにだけは、最低限の目標設定してくださいね)
出店してみて「で、どうだったか?」は、翌日に振り返って次の出店への参考にしていってください!
(※↑ここ重要ですよ)
まとめ
多くの先輩ハンドメイド作家さんが、
正直にお答えくださいましたこと感謝申し上げます!
そして、初出店(はじめの一歩)が
良いスタートであっても、
少しつまづきがあっても
今に繋がっているハンドメイド作家さんが多いです。
継続は力なり、ですね。
でも、
売上目標を持つことはとても大事です。
毎回の出店を経験値として積み重ねていき、
しっかりと売上目標を設定できるようにしてきましょう!
初出店に向けた一連の流れをまとめています。
ササっと読みたい方は、コチラがおすすめです!
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